竜田揚げ  
地域 : 神奈川    年齢 : アラフィフス
一言 : 
竜田揚げ さんの戦績
[結果]
2012/03/04    第30回三浦国際市民マラソン    1時間40分48秒
天気 曇り 気温5.4℃ 湿度65% 北東の風平均6.8m

 一週間後に、この冬最後の本命レース京都マラソンを控え、疲労を残さないように、アップダウンの激しいこのハーフマラソンにどう臨むか。今シーズン、好調が続いているだけに、ここで変にゆっくり走りすぎてストレスをためるのもどうか、かといっていけいけで走ってしまって大きなダメージを残してしまうのも怖い。けっこう悩みどころだったが、なんとか折り合いをつけて、プチ仮装して楽に感じるペースで走ることにした。
 
 スタート直後は、大根3人衆(尚ちゃん、THさん、ジョ〜さん)の後方5メートルくらいの位置にいたが、密集するランナーでなかなか前に進めずスタートラインまで2分近くかかってしまった。気がつくと大根3人衆ははるか前方に消え去っていた。速ー!私は、スーパーサイア人のかつらだけ被ったプチ仮装でゆるゆると流れにしたがって走り始めたが、意外とかつらだけでもサイア人だー。と歓声をもらえたのが意外であった。

 入りの1kmは、渋滞もあって5分45秒。このままでも良いかなとも思ったが、とりあえず大根3人衆に追いつきたかったので、少しペースを上げ、さらこなあさん、フルガミさん、テツさん、タクちゃん、こずちゃんをかわして、三浦霊園の坂に挑む。タイムを狙っているわけではないので、気楽にすいすい体が動く何故かごぼう抜き。みんな、前に並びすぎだろ。
 三浦霊園の坂さえ登りきってしまえば前半は、下り基調でさらにすいすい。

 あっという間に7kmが過ぎ、トップの選手が折り返してきた。ここからは、折り返しのランナーに声を掛けながら快調に進む。横中軍団のトップ、くっしーは、9番手くらい、ちょっと入賞はきついか?やがて8km地点を過ぎて城ヶ島大橋の下りに入る。おー雄大な景色が広がって爽快な気分になる。同時に右側に目をやるとすれ違いで、横中の2番手、M脇くん、3番手Aユムくん、4番手ひろらんさん・・・そしてこじょさん、東京走ったばかりなのに、速ー。

 その後とぉーりお、エロスさん、MURAさん、大根3人衆、仲間にエールを送りながらすれ違っているとあっという間に城ヶ島折り返し地点。今度は、登りだが、タクちゃん、こずちゃん、みんみんさん、ぐらさん、azooさん、あきちゃん、mipoさん、らとすれ違いエール交換、これまた楽に坂を登りきる。

 三浦のコースもすれ違いゾーンが長いからイイネ。おっと風がちょっときつくなってきたかな、と思ったら、大根1体、近づいてきた。THさんだった。風をもろに受けてさすがにきつそう。声を掛けてやっと一人パス。あとの2人は、未だ姿かたちも見えない。よくがんばってるなー。

 その後もゼッタイに無理をしない、と言い聞かせながら登り坂も下り坂も楽に走れるペースをキープして、風車の丘への坂、トンネルへの坂、ガソリンスタンドへの坂をかつて無かったほどすいすいクリア。後は下り坂♪でもスピードを出し過ぎないように抑えて降りて、ラスト3km。そろそろMM応援部隊の旗が見えるかなーとカーブを曲がるたびに見渡すもなかなか旗がみつからない。そうこうしているうちに

 『100メートル先にQちゃんがいますよー!』と係員から声が上がる。なんと、サービス精神旺盛なQちゃん、センターライン上に立って、通過するランナーにハイタッチ!しながら励ましの声を掛けてくれている!『Qちゃんありがとう!』と声を掛けてタッチしてもらう。『頑張ってください!』と返してくれた。昨年の千葉マリンに続いてのうれしいご褒美をいただき、テンションが一気に上がる!ペースUP!すると左脹脛が、あれれ?

 急にペース上げたもんだから、攣りかける。イタタタツやばい!あわててペースを落とす。バカだねー。そうこうするうちにゆるい登り坂に入ってはるか彼方にナイトランののぼり旗発見!!再びテンションアップ!両手を振って近づいてゆく!! 真っ青さんのカメラにポーズして、ルーさん、ピンクちゃん、あやっちょさんとハイタッチ!声援を背に、気持ちよくゴールに突き進む。

 足が攣らないように用心しながら、ペースキープして、ゴールゲートが遠くに見えてから、スパート!ラストもごぼう抜きで、ガッツポーズしてゴール!!

 三浦は、今回で4回目だけど、こんなに楽だったのは、初めて。しかも、このコースのベスト記録更新になってしまった。ちょっとやりすぎたかなー。果たして京都までに回復出来るか??ちょっと不安。バカです。


本日の記録  ネット1時間40分48秒
       グロス1時間42分33秒
  総合順位 862位/6041人中

 応援&サポートの真っ青さん、ピンクちゃん、ルーさん、あやっちょさん、ありがとうございました!!


参考 5’45 5’09 4’56 5’09 4’44 (25’44)
4’23 4’29 4’28 4’29 4’27 (22’16)
4’40 4’47 4’44 4’21 3’56 (22’28)
4’34 5’08 4’25 4’36 4’44 (23’27)
4’58

2012/02/19    第46回青梅マラソン    2時間17分19秒
青梅マラソンは、ちょと遠いけど、やはり大好きなレース。沿道の途切れない応援と適度なアップダウンのある変化に富んだコースは、伝統のマラソン大会の名に恥じない素晴らしさである。

 30kmレースはスタート時間が11時半から、と遅いので、電車で2時間はかかるけど、わりと朝はラク。いつもの通勤電車より20分ほど遅くても2時間前にはついてしまう、というわけで、通常どおり5時半起床。今日は珍しく相方が起きて食事の用意をしてくれた。(休みの日は普通起きないのだが)

朝食・・食パン1枚、ドーナツ1枚 コーンスープ ウインナソーセージ3ケ
 ヘム鉄1錠、コンドロイチン1錠
7:00出発 7:26東戸塚駅発JR湘南新宿ライン 8:06新宿着。待ち時間に持参した海苔餅を1個食べる。車中で、現地の気温を調べるとマイナス2℃!!寒すぎでしょ。(^_^;)
8:19新宿発 JRホリデー奥多摩3号で、青梅線直通で河辺駅9:23着

 道中は、極めて快適。座席もゲットで体力温存に成功。受付会場の河辺小学校へ行き、ゼッケンをもらい、日差しが意外と暖かかったので、陽だまりでユニフォームにゼッケン装着!

 今回は、TMのベースに行くというabeさん以外誰も知り合いが居なかったので、誰か居ないかなあとキョロキョロしながら総合体育館まで歩くが誰にも会わず。仕方なく、一人で体育館裏の陽だまりにブルーマットを敷いて陣取る。まあ、一人も気楽なもんさ(負け惜しみ)

 寒かったらどうしようと思ってかなり着込んできたが、意外と日差しがポカポカと暖かく、嬉しい誤算。それでも気温は4度くらいか。ウェアは、上がヒートテックの半袖に、長袖シャツと横中白ユニの三枚を重ね着。ボトムはCWXのロングタイツにランパンの重ね着。さらにネックウォーマーとキャップを装着。ランパンのお尻ポッケにゼリーを一つ入れ、右手にゼリーを持って走ることにした。(ウエストバックは擦れるので苦手なのだ。)
 
 持参した海苔餅をもう一つ平らげ、アミノバイタルを飲んでチャージ完了。トイレも済ませて、ベースで30分前までのんびり。
 今回は、ランナーズに乗っていた岩本さんの『レース前は走るな』理論を検証するため、土曜日は、全く走らず完全休養、当日も軽めのストレッチ意外はまったく動かず体力温存につとめてみた。アップは全くなし、というのは、初めての試みかも。果たして凶とでるか吉とでるか??

 11:15分、スタート地点に歩いて向う。11:20 陸連登録の第7ブロックの後部でスタンバイ完了。インチキして後ろのゼッケンなのに入り込んでいた不貞の輩が、係員につまみ出されていた(笑)
そう、青梅マラソンは、チェックが厳しいのだ。陸連登録の恩恵を感じるレースである。スタートラインから100m位後方の位置。最後尾まで36ブロックもある。後ろは、はるか彼方である。

 11:30分 定刻に号砲が鳴る。そろそろと動き始めてスタートラインまでは、1分くらいかかっただろうか?本日のスターター(なぜか女子レスリングのゴールドメダリストの吉田沙保里さん)に元気良く『行ってきまーす!』と手を振って通過。1kmくらいまでは、前が詰まってスローペースだったが、ウォームアップのつもりでじたばたせずに流れに身を任せた。結果4分50秒以上かかってしまった。

 ちょっと遅すぎかな、と1kmを過ぎてからペースUP、4分20秒台まで上げる。呼吸がラクに感じる、たぶん、追い風なんだろうなあ。つくばの時は、ペースを意識して抑えたが、今回は、30kmだし、撃沈しても失うものは何も無いと思ったので、流れに任せてペースを落さずに足の進むままに走ってみよう。2km過ぎで、恒例の『帰って来いよ』のミュージックが流れていた。適当なペースメーカーを見つけては、ストーカーラン。3km過ぎでは和太鼓部隊の演奏に力づけられ、おねえさんとハイタッチも!7kmあたりでは、沖縄音楽隊の演奏に癒され、11km過ぎでは(例年よりかなり奥)トップで折り返してきたランナーにエールを送り、折り返しまでは、登り基調だが、この作戦でラクにレースを進められた。(ペース的にはかつて経験したことがないハイペースだったが)折り返してから、やはり、というか風が向かい風になった。が、沿道の途切れることのない声援に励まされ、なんとかペースを維持して体を前に進める・・いつの間にか20kmを通過・・・え!もしかしてハーフマラソンのPBペースより速い1時間30分18秒!ここから難所の登り坂に入ったが、ハーフ地点までは、ちと頑張ってみよう。

 どこが21.0975km地点か表示は無かったが、たぶん1時間35分33秒くらいで通過。ハーフマラソンのPB1:35:46よりは、速かったことは確か。やったね!しかしこれで最後まで持つのか??
 

 なんとか最大の難所(登り坂)を乗越え、下り坂基調の終盤へと足を進めていくが、過去3回のレースでは、何れも下り基調にもかかわらず足が終わっていて、ペースダウン、というパターンに陥っていた青梅マラソンだが、今日は違った。

 体は次第に重くなっていったが、かつて無い充実した走り込みの成果か、岩本理論が正しかったのか、事前の補給が適切だったのか、ペースは恐れたほど落ち込まなかった。沿道の充実した私設エイドにも心が揺れたが、結局一回バナナを摂りそこなって戻ってもらい直して10秒ロスした以外は、我慢してスルー。持参のゼリーも1個で足りてしまった。

 気持ちも最後まで折れず、足はかなり筋肉に疲労が来ているのは感じていたが、なんとか攣らずに、肉刺も出来ず(やはりアディゼロジャパンは凄い!)そのままゴールまで辿り着けた!時計を見てびっくり!!2時間17分08秒!!
 

 今回目標としていたのは、過去のPB、2009年青梅マラソンの2時間31分の更新だった。(昨年秋のつくばマラソンでは、30km通過が2時間23分50秒という記録はあったが、アップダウンの少ないつくばではあまり比較出来ないので)が、まさか、14分もPB更新出来るとは!!しかも突っ込んだのに、最後まで持ち堪えられちゃった!!
 バンザーイ!!\(^ ^)/ バンザーイ

 走った距離は裏切らない!確実に足が強くなった!!心肺機能もアップした!気持ちも折れなかった!!これは、やはり、師匠や仲間のおかげである!きついペース走や距離走も仲間と一緒にこなすことで、楽しく消化出来てきたのだ。若手の台頭で、刺激も沢山もらった。
仕事が比較的落ち着いていたのも追い風になった。全てが上手く回って今回の好結果に繋がった。感謝の気持ちが湧き上がると目頭が熱くなった・・・今回は、周りに誰も居なかった・・・ホッ!(笑)
 
 いつも帰りは大混雑の河辺駅。ゴールが早かったので、サッと着替えを済ませ、おにぎりと豚汁も歩きながら済ませて駅に向かい、余裕で座って帰れた。17時には家でお風呂に浸かって祝杯を挙げた。
 
絶好調の今シーズン・・・この勢いで3月の京都も気持ちよく走りたいなあ。


(参考)
手元時計
4’53 4’25 4’25 4’35 4’20 (22’40 )
4’29 4’22 4’32 4’11 4’24 (22’01  44’41)
4’36 4’42 4’40 4’34 4’39 (23’17 1:07'53)
4’25 4’33 4’22 4’27 4’37 (22’25 1:30'18)
4’47 4’49 4’33 4’37 4’54 (23' 43 1:54:01)
4’29 4’37 4’40 4’42 4’38 (23'08 2:17:08)

順位は記録票が後日郵送なので、不明。

PSアディゼロジャパンは、私にとって、やはり『魔法の靴』です
2011/11/27    第31回つくばマラソン    3時間25分41秒
決戦の日は来た。朝4時起床。前夜は、22時就寝。6時間一度も目覚めることなく熟睡。
朝食は、きなこ餅3個に牛乳。バナナ1本。スタート時間が9時半なので、スタート2時間前にもう一度補給出来るよう、餅をレンジで温めてから醤油をつけ、海苔を巻いたものをラップに包んで、バナナ1本と一緒に携行することにした。

 新着のウインドブレーカーにレース専用靴アディゼロジャパンを履いて出発。5時8分に真っ青号に乗車。すでにあきさんが、のっていた。おはようございます!
横浜駅で終結した仲間のうち、むんさん、yugafuさん、マックさんを乗せて5:35分に出発!他の車4台も後ろに続く予定だったが・・・・いろいろとハプニングが。

途中守屋SAに立ち寄ちよったが、ほとんど渋滞も無く、7時半に、会場に到着。車でサポートを行なう真っ青車以外の車は、会場から1kmほどの地点のコインパーキングに駐車。途中の車内で持参の海苔餅とバナナをパクパク、美味しい!次回もこれにしよう!
 
到着したら、昨年ベースにしたトラック脇平らな土手は、既に占領されていたので、仕方なく、トラック左側の斜面にベースを設営。のぼり旗を掲げると、続々と仲間が終結。横中のベースも近くにあったので、挨拶に行く。

応援団長F上さんの愛娘の大器!こじょさんが、満を持してフルデビュー!どんな結果を出してくれるか、こちらも楽しみ。
 
アップを軽くトラック2周程度して、ウェアを着替える。今回も本気モードで、横中ランシャツにアームウォーマー、7分丈のCW−Xタイツに帽子、サングラスは着けなかった。シューズは、軽井沢のアウトレットで購入したレース専用アディゼロ・JAPAN。
 トイレに並んでいるうちに、真っ青さんはじめ応援部隊が既に出発してしまっていた。貴重品預け損ねる。ま、いっか。あっという間にスタート15分前になり、今回、一緒にサブ3.5をねらう、kazuyaくんとAブロックの後方に陣取った。

 9時30分。気温11度くらい?晴天。やや肌寒いが、走るには文句なしの気候!kazuyaくんのおかげで緊張することもなく、スタート!Aブロックとはいえ直ぐには走り出せない。ゆるゆる歩きでスタートラインまで30数秒、やっと前が走り始める。前後のランナーが密集しているので、ぶつかって転倒しないように、足元に注意して慎重に走り始める。

 1kmは5分30秒以上かかっていたが、良く考えたら号砲が鳴ってからの経過時間が38秒あったから実質4分52秒くらい。当初の予定では、4分50秒くらいのイーブンペースで走り切る計画だったが、その後、流れに逆らわないように淡々と走っていたら、キロ4分30秒くらいで流れてしまっているので、やや加減をしながら5kmまでは、淡々と走る。
 
5kmの通過が23分37秒。ちょっと速すぎるかなーと思ったが、これでもけっこう抑えて走ってるつもり。ぜんぜん無理している感覚はなかったので、しばらくキロ4分45秒ペースを維持して走る。周りのランナーは、大体キロ4分30秒以上で走っているため、どんどん抜かれていく。6kmくらいのエイドでアンパン、バナナを補給。

 なるべく同じくらいのペースで走っているランナーを探して、ペース抑制を心がけてた。
7km地点くらいで、横中ののぼり旗を見つけて、あいさつ。8km地点くらい?で、モリさん、hanaさんを見つけて手を振る!9km地点くらいで、マルコさんみんみんさんのグループのナイトラン応援隊を発見!元気に手を振って、ゼリーを渡してもらう。
ちょっと早いけど、キャップを外して、少しずつ 2kmおきくらいに飲んだ。

10kmの通過も47分ちょい。想定ペースより1分以上速い。果たしてこれで最後まで持つだろうか??一抹の不安を感じながらもペースキープ。ペースメーカーにしていた女性が、じわじわとペースを上げ始めている。名残惜しいが(笑)あえてペースは変えなかった。集団が遠ざかっていく・・・。
 
角をまがったところで、通り過ぎる後ろから、まなみちゃんの応援が聞こえ、振り返り、手を振ったが、ちょっと反応するのが遅かったかも。

12kmくらいで、こじょさんが後ろから追いついてきて、声をかけてくれた。多分4分35秒くらいで走ってるようだから、いっしょに走ろうかなとも思ったが、あとで潰れて後悔したくないので、ぐっとこらえて先にいってもらう。
 
15kmの通過は1時間10分59秒で、想定タイムより2分以上速い。しかし、これでも余裕を持った走りをしているつもりなのだが・・・・。ペースは変わらないのに他のランナーからは、じわじわと抜かれ続け、なんか精神的にはキツイ展開。やはりペースメーカーが居るのと居ないのでは、負担が大違い。体は、ラクなのに、ちょっとつらくなってきた・・・・我慢がまん、ここで根負けしてペースUPしたら、後で潰れる!・・・そんなタイミングで、折り返しすれ違いゾーンにさしかかり、先頭のランナーが走ってきた。
もの凄いペースで楽そうに走っている。あのペースで走りきれるのは信じられない。しばらく目を凝らしながら走っていると、ナイトランTシャツ発見!超人だ。速い!!
『ファイトー!』と力強いエールをいただく。ちくぜんさん、渋○さんもすれ違ったはずだが、気付かなかった。横中のあゆむくん、湘南君らサブスリーランナーが、次々とやってきた。THさんもやってきた。4日前に大田原を走ったばかりなのに、凄く元気!信じられない!19km付近?では、なんと反対車線の歩道から、yamanyoくんが声援を送ってくれた。

20km地点くらいで、TREC2の旗を見つけて駆け寄ると、何とびっくりさっき応援してくれたモリ&hanaさんの二人!大きな声で応援してくれてうれしくなる。思わず何度も両手を振ってしまう!
 折り返して、ハーフ地点をめざす。右側のすれ違うランナーを気にしつつ、左側のナイトランサポート隊を探しながら走る。ナイトランの旗を発見、手前から手を振りながら真っ青さん、verdiさんから無事2つ目のゼリーをいただく。なんと蓋が開けてある!暖かい心遣いに感謝!!このゼリーも30kmまでちびちびと飲用した。おかげで、あまり給水所でオフィシャルドリンクと摂らなくてもしのげた。
 
ハーフの通過は、ほぼ100分。先月苦しんだ軽井沢ハーフマラソンよりも1分以上速く走ってるのに、なんで、こんなに楽なのか、不思議。アドレナリン出まくり効果??
しばらく行くと、ひろこさん、発見!エールを送る!速いなあ。頑張ってる。続いてオッツさん、隊長、なべさん、とらさん、よしひろさんとすれ違い、エールを送る。ユッコちゃんも余裕の笑顔で颯爽とやってきた!元気にハイタッチ!!続いて横中の新鋭ぐっちゃん、その後は、むんさん、mikaさん、sesameくん、まーくんらもやってきた。ちょっとつらそう。
 
そんなこんなで楽しいすれ違いゾーンは、そろそろ重くなってきた体にアドレナリンを再注入してくれた。25km過ぎから、意識してペースをほんの少し落とした。以降は、キロ5でどこまで持ちこたえられるか・・・という考えだったが、意外とキロ5までは、落ちずに走り続けられた。が、だんだん足が硬くなってきた。28kmくらいで、ちょっと右足のふくらはぎのあたりが、攣りそうになる。やばい・・・でも止まってストレッチをして、よけい悪化させてしまった過去の苦い経験が蘇り、ここは、少しペースを落として、バランスに注意しつつ様子を見よう、と思い、だましだまし走り続ける。

 大田原で、あのTHさんでさえ、足が攣って苦しんでいるのだ。足が完全に攣ったらジ・エンドだ。慎重に慎重に。・・・ここでもペースを落として走っている意識だったが、意外とペースは落ちずに4分55〜58秒台で、走り続けられていた。『竜田揚げさーん』と声をかけて抜いていったのは、尚ちゃん。なんだ、もう、とっくに前を走っているのかと思ったよ。とてもついていけません。流石!コスプレ封印、ガチで走ればやってくれます。

30km手前で、マルコさん、すっしーさんらの応援部隊を発見!元気に手を振って、アピール!ゼリーを貰う。ありがとう!よーし、これでまた頑張れる。このあたりにつくば名物お汁粉エイドがあったはずだが、往路で場所は確認しておいたが、なんか寄らずに素通りしてしまった。まあ、過去にお汁粉味わった時は、ろくな結果じゃなかったけどね。
 
 30kmのタイムが、2時間23分52秒・・・これって、当初の想定タイムを3分上回って、なおかつ30kmのPB大幅更新・・・けっこうふくらはぎがピンチで足がカチカチになりかけてはいるが、ペースは、まだ辛うじて4分50秒台に留まっている。これは、ひょっとしたら・・・希望が湧いてきた。しかし、油断は禁物。慎重に慎重に歩を進める。  
 
そろそろ、歩いているランナーや、路肩で立ち止まってストレッチしているランナーがちらほら出始めた。過去の失敗レースの記憶が蘇る。いつ、ガクっと来るかわからない恐怖と戦いつつ、淡々と走り続ける。あっ大分前にペースメーカーをしてもらった女性ランナーが、近づいてきた。回りも何度も見たことあるような顔ぶれが落ちてきている。皆負けるな、粘ろう、と念じつつ、少しずつ固まりつつある足となんとか折り合いをつけて前に進む。

これまでは、耐え難いほど辛くなる瞬間に見舞われていたが、今回は、不思議とつらくなっても止まりたい、とかもう、駄目だ、とかマイナスの想念が襲い掛かってくることは無かった。やはり仲間の応援の力だろうか。なんとか粘って少しでも速くゴールに辿り着きたい。皆の期待を裏切りたくない、その思いが確実に推進力になっていた。
 
35kmを2時間48分台で通過。想定タイムを3分上回っている。想定では、ここから先は、キロ5分16秒ペースでも目標に届くはずだ。かなり、気持ちが楽になってきた。難所?の陸橋の登り坂もそれほど苦しまずにクリア!あとは、いやらしい第2折り返し地点まで、足が攣らないように、バランスに気をつけて走るのみ。ペースは、5分半くらいまで落ちても良い、と思っていたが、何故かガーミンを見てもペースがそれほど落ちていない。これは、いけるかも。だんだん、目標達成に確信を持てるようになってきた。
 
37km付近だっただろうか、なんとTREC2ののぼり旗の下に、3たび、モリ&hanaさんの姿が!!嬉しくて両手を振って近づいていく。大きな声援をもらって、背中を押してもらう。ありがとう!おかげで今回こそ、壁を破れそう!感謝の気持ちでぐっとくる。
いやらしく長い第2折り返し地点までの道も焦らず、慎重にペースを落として進む。あと4km、もはやキロ7分でも安全圏内に入った。綺麗に紅葉した銀杏並木の中を万感の思いで突き進む。

 最後の折り返しを過ぎ、いよいよゴールが近づいてくる。なんとかこのまま辿り着けそう。3年間のレースの展開が走馬灯のように頭の中を駆け巡ってくる。届きそうなのに絶対に届かなかった大きな壁をついに乗越えられる日が来たのか。信じられない。
 
40km地点を3時間14分で通過。ナイトランの登り旗発見!真っ青師匠の姿を確認!
『やったね!』という声が聞こえてくる。もう、ここからゴールまでは、喜びをかみ締め、感謝の気持ちに包まれながら、幸せなビクトリーロードを堪能出来た。

ただ、ラスト1kmの僅かな登り坂の手前で、女性が両足を攣ったようで、地面に腰を落として引っ張ってもらっている姿をみて、ああ、可哀想に、自分もまだ油断出来ない、と思い、再度気を引き締める。さらに慎重に慎重に。

ついに競技場のトラックが見えてきた。やった!長かった!ついについに・・・目頭が熱くなってきた。ラスト200で、ようやくスパート!ゴールゲート目指して歓喜のダッシュ!!ありがとう!みんな!ついに3年間超えられなかった壁を今!突破出来た!!ゴール! 3時間25分41秒!! 4分以上の余裕を残しての大願成就!

もう、思いっきり泣こう!と思ったら、ゲートの直ぐ向こうで先にゴールしたTHさんが、出迎えてくれたので、ぐっとこらえてコースに一礼した後、歓喜のハイタッチ!

しかし、その瞬間からもう、足は、ガクガク。歩くのもしんどい状態であった。完全に力を出し切った。やり遂げた!大きな感動と満足感に包まれて、その後ゴールして、やはり目標を達成したkazuyaくんと喜びを分かち合い、3人で、お互いの健闘を称えあいながら、記録証を貰いに行くと、yugafuさん、ともちゃん、PINKさんの3人が揃って戻ってきた。Yugafuはんは、不本意だったようだが、それでも34分?pinkちゃんが2年連続の大幅PB更新の快挙でこれまた34分台!ともちゃんも初フルで36分台。みんな凄いよ。

サブフォー確実なひろこさんを応援してから、ベースに戻ると、隊長、ユッコちゃん、とらさんも堂々サブフォータイムで戻ってきた。既にゴールしていた、超人、渋○さん、ちくぜんさんもサブスリーの快挙!好記録続出の大会であった。
 
理想的な気象条件ということもあったが、これは、ゼッタイに大勢の仲間の参戦、多くの応援&サポートあっての好結果だと思う。みなさん、本当にありがとう!
素晴らしい仲間たちと出会えて本当に幸せだと感じた一日だった。

今回、調子が悪くて思うような走りが出来なかった仲間もいるが、悔しさを忘れずに焦らず練習を積み重ねれば、ぜったいに報われる日が来るはず。くさらず落ち込まずに、これからも一緒に頑張りましょう。
 
そして、サブ3.5を達成し、自分的に封印していた、ウルトラマラソンの扉が、やっと開いた!ウルトラの世界に踏み入れることが可能になった。というわけで、来年4月22日の富士五湖チャレンジ100kmにさっそくポチしちゃいました!
新たな目標に向けて、頑張りまーす!!これからもよろしくお願いしまーす!!
 
(参考) 
ラップタイムなど
4’52-4’32-4’50-4’38-4’45(23’37)
4’39-4’41-4’41-4’47-4’47(23’35) (47’12)
4’46-4’44-4’45-4’43-4’44(23’42)
4’49-4’44-4’48-4’43-4’51(23’55)(47’37)
4’38-4’51-4’53-4’54-4’55(24’11)
4’49-4’54-4’54-4’57-4’54(24’28)(48’39)
4’53-4’51-5’02-5’02-5’08 (24’56)
4’52-4’57-5’03-5’03-5’16 (25’11)(50’07)
5’14-5’10-0’59(11’23)

0〜5km  23’37
10km 0:47:12 (23’37)
15km 1:10:59 (23’35)
20km 1:35:01 (23’47)
Half 1:40:10
25km 1:59:16(24’15)
30km 2:23:52(24’36)
35km 2:48:53(25’01)
40km 3:14:17(25’24)
Goal 3:25:41(11’24)


公式記録 3時間26分19秒(グロス)
     3時間25分41秒(ネット) → 自己ベストを9分半更新
中間タイム前半1時間40分51秒(1時間40分13秒)
     後半1時間45分28秒
順位1851位