［結果］

一昨年の３月に初ハーフ、同年１２月に初フル。そして１年半後にとうとうウルトラを走ることとなった。フルを走ることさえ信じられなかった自分がここまでこられたのは、ひとえにジム友のおかげであるといって良いだろう。
昨年１２月の飲み会で、昨年初めて野辺山を経験したという、えんまめさんの提案で遊楽さん、羽生さん、私の４人が参加表明。年が明けてから練習を開始することとした。
そして１月の最初のレース「谷マリ」で腰と右膝を痛め、何とか完走はしたものの「勝田」はＤＮＳとなってしまった。
昨年トレミで傾斜をつけて無理に走ったのが原因のようだ。それ以来、過度の負担をかけない練習に徹した。それでも練習を兼ねて１０�`１回、ハーフ４回、３０�`１回、フル１回のレースに参加して野辺山を迎えた。
前日、熊谷駅前に待ち合わせ、遊楽さんの車で羽生さん、甘党ランナーズ会長の４人で現地へ出発。３時間足らずで到着したが、雨が降り始めていた。選手説明会出席後、ペンション「高原野菜」へチェックイン。ここは、えんまめさんを通じて亀仙人さんに予約を入れておいてもらった宿である。
再び体育館へ戻りえんまめさんと合流して歓迎パーティに出席。亀仙人さん、ユッカさんにもお会いする。
なりゆきでデカフォレストの方たちと同席し、特等席を陣取ることとなった。その後は焼きソバ、パスタ、カレー、から揚げ等の食べ放題と地ビール、発泡酒、缶チューハイの飲み放題パーティに突入。
舞台ではゲストの坂本雄次氏、夜久弘氏のトークやデカフォレスト達の決意表明が行われ、極めつけは山梨学院ALTEESのチアダンス。若い人たちのエネルギーをかぶりつきの席で十分に頂きました。
お腹もハートも満腹になりペンションへ戻って再び夕食に。
しかし今夜は食べすぎ、飲みすぎであった。しかも９時に寝る習慣がないためいつになっても寝付けない、隣の部屋の笑い声や同部屋の寝息が気になりしばらく悶々としていた。外では雨の音がしている。明日が心配。

翌朝は３時ジャストにセットしておいた携帯が鳴る。洗面、トイレを済ませ荷物を降ろして朝食。おにぎり２個、バナナ、ゆで卵、コーヒー２杯。スタート会場である体育館へは４時過ぎに到着。


この後は練習日記本文に記載。


しかし今回初めてフル以上の距離を走ったが、我ながら良く完走できたと思う。この難コースを初ウルトラ挑戦に選んだのも無謀だったが、練習不足のうえ悪天候に見舞われ、どこも故障することなく走れたのが不思議なくらいである。
走っている時は２度とウルトラは走りたくない、という思いが頭を巡っていたが、不思議と完走し終わったとたん、次はどこを走ろうかと考えている自分が可笑しい。このとんでもない苦しさがウルトラの魅力なのかもしれない。
７１�`をゴールした時は、これからあと３０�`を走るなんて死んでもできない、と思ったが今はもう少し練習すれば何とかなるかも・・・と思い始めている。

羽生さんからの挑戦状もきているし１年後、どうしようかな。

初のフルマラソン！　１年前までは、まさか自分がフルマラソンを走ることになるとは夢にも思っていなかった。
高校３年のとき10�`走を死ぬ思いで走って以来、長距離走とは全く縁が無く、数年前、町内運動会で100ｍ走ってこけてしまったのが唯一最後の走りであった。それでもこの年齢になってわずか２年でフルマラソンに挑戦できるようになるとは人生最大の快挙であると言って良い。
今回はとにかく完走すること、できれば５時間をきって走ることを目標とした。
結果は10k-1:01:13 20k-2:03:07 30k-3:06:15 40k-4:24:10 42.195k-4:38:13　であった。
聞いてはいたがやはり35�q地点での壁があった。33�q過ぎたあたりから腿のあたりが急に重くなり、35�qでついに走りを休止、歩くことに。周囲の人も半数くらいは歩いている。それでもまた気を取り直し2〜300ｍ走るがまた歩き。これの繰り返しとなってしまった。
それでも最後の500ｍくらいは最後の力を振り絞り、走って何とかゴールできた。

今日は１２月とはいえ天気は曇後晴、気温９.７℃、湿度８９.３％、無風という素人ランナーにとっては最高のマラソン日和であった。このコースは1�qごとに表示があり、アップダウンも少なくしかもエイドが2.5�qおきにあるという大変走りやすいコースであった。欲を言えば４時間２０分台で走りたかった。
とにかく今日は美酒に酔いしれよう。