モーリス  
地域 : 京都    年齢 : どこに出しても恥ずかしい63歳。
一言 : 
金がなくても心配するな。女が逃げてもくよくよすんな。俺の店は開いている。          金がなくても心配するな。女が逃げてもくよくよすんな。俺の店は開いている。          金がなくても心配するな。女が逃げてもくよくよすんな。俺の店は開いている。          金がなくても心配するな。女が逃げてもくよくよすんな。俺の店は開いている。
月日 距離 内容 タイム メモ
6/01 水 6.0   競走部練 二条城TT
風花6'39''60(PB)、彩栞6'43'27(PB)、爽風7'07''96、大上7'15''10、稜平7'24''47、葵7'27''34(PB)、菜月7'34''73、梅木7'42''90、コジ7'48''31、レオン7'55''62、ヒナ7'56''79 二組目 結衣7'31''40、テル7'35''49(PB)、菜々子7'37''71(PB)、酒井7'45''29(PB)、旬汰7'45''71(PB)、まこ8'08''74(PB)、奈穂8'17''76(PB)、ねね8'29''74、レナ8'31''55
競走部練。20名&団長、秋田君、爽楓、御大。日曜のわかさあじさいに向けての実戦練習として二条城一周のTT。人数も多く、二組に分けて行った。今日はどうしても六年女子にベストを出させたかったので、前日からTTを予告し、ベストを出すつもりで集中して走れと言い聞かせていた。女子の歴代記録は昨年の爽楓が出した6分51秒だったので、それをクリアすればいいと考えていたが、あろうことか風花が6分39秒、彩栞が6分43秒というとんでもないタイムを叩き出した。団長と秋田君がうまく引っ張ってくれたのも大きいが、6分39秒というと平均3分27秒ペースである。最後のコーナーを曲がって風花の姿が見えた時は6分15秒位だったのでブッ飛んでしまった。秋田君によると600mの通過が2分2秒だったとか。四月からの練習で力が着いて来たのは確信していたが、ここまで来るとは思わなかった。葵も爽楓が引っ張り1秒ながらベスト。二組目では結衣が一位。結衣の強さはわかっているのでもう驚くこともないが、三年生女子では到底考えられないタイムである。旬汰も一気に7分45秒。やはり非凡なものを持っている。菜々子の成長も目を見張るものがある。もう少しスピードをつければさらに上に行ける。しかしここ二三年で競走部のレベルが飛躍的に上がりつつある。俺としては、小学生とはいえ同じやるならレベルの高いところで競ってほしいという気持ちがある。それゆえ、見込んだ弟子には要求するレベルも高くなる。技量が向上し意識が高くなると弟子の行動が変わる。それを見るのがコーチの面白さでもある。
6/02 木 12.0   競走部コソ練 白川蛍観察ラン&筋トレ(スクワットなし)
8名&久
8名&久。クラブ対抗800mにエントリーした五・六年生のみでコソ練。三条の白川に蛍が出てるので、ジョグがてら蛍見物へ。まだ完全に暗くなってなかったのと気温が意外に低かったので、蛍は全く出てなかった。見物に来ていたおばあさんが、20時位になれば出るだろうというので待ってたら、何とか1〜2匹が頼りない光を放ってくれた。ちょっと拍子抜けした感じだが、生まれて初めて蛍を見たという弟子もいたし、いい機会だったと思う。往復6kmほどのジョグだが、涼しくてあまり汗はかかず。帰宅後筋トレ。
6/03 金 4.0   本能G練 周回走 1年3周 2〜6年5周 (1周110m)
一年女子二階堂、男子谷口、二年女子しおり、男子吉村、三年女子レナ、男子旬汰、四年女子奈穂、男子梅木、五年女子葵、男子大上、六年女子風花、男子稜平 
本能G練習。周回走。二年生で力のある竹内を今日は三年生に入れてみた。旬汰には着いて行けなかったがそれでも二位でゴール。地力のあるところを見せた。競走部の六年生女子は日曜が試合なので、四周まで流してラスト一周だけスピードアップ。中学生になった爽楓が一緒に走ったが、ラスト勝負では風花が先にゴールした。やはりラストの爆発力は別格のものがある。強かった頃の風花に戻ってきた。練習後コーチ会議。10月15・16日に合宿が決定。二年前と同じ丹波自然運動公園だが、今回はトラックも貸し切りに出来たので良かった。三年生以上が対象だが、11月の小学生選手権やエスビーに向けていい練習が期待出来そうだ。
6/04 土 6.0   競走部 御所練 200m×8
39-40-39-39-37-38-36-37(16'35)
競走部御所練に七名。六年は明日がわかさあじさいなのでジョグと200m一本の調整メニュー。五年生は200mを8本。五年なので、設定タイムは1〜2秒落とした。ラストフリーの一位は日那。200のあと五年のみ2対2でマイルリレー。六年女子四名は明日、福井県若狭まで遠征。福井の小学生相手にどこまでやるのか。楽しみだ。
6/05 日 18.0   わかさあじさいマラソン&原谷スペシャル
小学生女子3km 彩栞11'27(1位/37)、風花12'02(2位/37)、爽風12'06(3位/37)、菜月12'34(4位/37)
午前5時半起床。俺の車に軍曹、秋田君、御大、彩栞パパの車に六年女子四名を乗せて鯖街道を北へ、ゴーイングトゥ若狭。小雨交じりの曇天で、意外に寒かった。到着してパンフを見ると、ライバルであるきんりんRCさんの名前がなかった。これはひょっとして上位を独占出来るかもしれないと思ったが、レース前に楽観的なことは一切言わなかった。9時15分に号砲。折り返しまでは強烈な向かい風である。ゴール手前200m地点で待っていたら、小学生で最初に姿を見せたのは彩栞だった。なんと男子のトップより前を走っていた。女子では続いて風花、爽風が帰ってきた。その後ろで菜月が他の女子と四位争いをしていたが、競り合っていた子がゴールへ曲がるところを間違えた隙に菜月が引き離して女子四位でゴールした。今日の勝利は確信していたが、一位〜四位を独占するという最高の結果だった。とくに彩栞は男子の一位よりも速いタイムだった。10km男子では秋田君が優勝したし、朝早くから福井まで遠征した甲斐があったというものだ。六年女子は、三年生から面倒を見て四年目。種を撒いて、水をやり育ててきた小さな花が、いつの間にか大輪の花に成長したようだ。ただまだ課題はある。今日は強風という条件だったが、12分を切ったのが彩栞だけである。今は800m向けの練習ばかりしているので仕方ない部分もあるが、スピード持久力という面の課題を呈したレースといえる。帰路は弟子の要望で、熊川宿の道の駅に立ち寄った。わかさあじさいは何度も参加してるが、土産を買うなんて初めてのことだった。
6/06 月 0.0   筋トレのみ(スクワットあり)
モハメド・アリ逝去
元世界へヴィー級チャンピオンのモハメド・アリが他界した。ボクシングでも偉大な足跡を残したが、スポーツの枠を越えて社会に大きな影響を与えた、1960〜70年代のアメリカを代表する人物の一人だと思う。空手少年だった俺にとって忘れられないのは、やはり1976年6月のアントニオ猪木との異種格闘技戦である。当時俺は高校一年で空手部だったが、その日だけは昼間に放映されるTVの生中継を見るためクラブは休みになった。この試合は、寝技に持ち込もうとする猪木とそれに応じないアリとでこう着した展開になり、結局大きな見せ場もないままドローとなった。この試合は世紀の大凡戦といわれたが、のちに猪木側がプロレスチックに八百長を持ちかけたが、アリがこれを受けなかったことが暴露されている。俺の部屋には四枚のポスターが貼ってあるが、ジミ・ヘンドリックスとレッドツェッペリン、ジョンレノン、そしてあと一枚がこのアリのポスターである。また一人青春時代のヒーローがいなくなった。
6/07 火 10.0   三条×6
44'30(8'28-7'47-7'35-7'19-7'13-6'05) AV7'25(4'47/km)
雨。課長にフラれると途端に腰が重くなる。走りだすとそれなりに走ってしまうのだが。20時を過ぎて一人三条。キロ5分半位から入って、ラスト一本は4分を切る程度。補強の筋トレ増量を検討中。
6/08 水 9.0   競走部練 二条城×3ビルドアップ
25'31(9'31-8'39-7'26) 4'57/km-4'30/km-3'52/km
競走部練。ヘルプに久と御大。六年女子は試合明けなので落とすとしても、五年はジョグで済ますわけにもいかず、いつも通り城を三周のビルドアップ。三周目で葵に8分を切らせたかったが落ちてしまい、結局ペースアップに対応出来たのは風花と彩栞の二人だった。練習後御大とジビエ料理。御大ご馳走さまでした。
6/09 木 0.0   さぼり
大阪マラソン当選
大阪マラソン、申し込んだのも忘れていたら当選してるがな。コーチ業にうつつを抜かしていたが、自分の練習もしなければ。とりあえず体質君、また西京極でペーランやるときは連絡よろしく。
6/10 金 4.0   本能G練 五周走(1年生は三周)&筋トレ(スクワットあり)
一年女子 二階堂1'30、男子谷口1'21 、二年女子しおり2'29、男子吉村2'17、三年女子レナ2'12、男子滝岡2'12、四年女子結衣(三年)1'59、男子ゆうき1'56、五年女子葵1'53、男子トラ1'56六年女子彩栞1'46、男子稜平1'57
本能G練。いつもの周回走。毎回タイムを計測して、学年男女別に上位三位まで名前を聞いてタイムを記録するのだが、上位はだいたい決まってくる。走る前に、前週の順位とタイムを言うと競争意識に火がつくようだ。グランド練習では全員のフォームを見られるのが楽しみだが、とくに低学年は手垢のついてない、いわば生まれ持った走り方なので非常に興味深い。また力のある子供はどんどん上の学年で競わすようにしている。今日は結衣を四年女子と走らせたが、結衣が強すぎて競り合いにもならなかった。今年なら六年男子に入れてもいいぐらいだ。旬汰や二年の竹内も上の学年に入れたが、自分より少しだけ強い相手と練習することは非常に効果がある。また上の学年は、年下に負けられないという気持ちになる。今日は入部希望者の保護者説明会だったが、今年も170人位の大所帯になりそう。安全で効果的な練習方法の模索は、今後も課題となる。
6/11 土 18.0   競走部御所練 200×8 rest200mjog 90sec+マイルリレー(一人430m)&原谷ノーマル
36-40-38-40--38-40-39-35(15'51)
競走部御所練。別名競走部トラの穴(これをわかる人はおそらく50歳以上)。今日のメニューは100m15本を考えていたが、秋田君が来るというので200mにした。先頭は秋田君に任せ、六年女子と併走。いつも先頭を走ってるよりはかなりリラックスして走れた。また弟子のフォームも見れるし、こういう練習もいい。200mのあと15分ほど休みを入れ3対3のマイルリレー。もう走りたくないという声も上ったが、狙うレースまで一ヶ月以上ある今は寛容になる時期ではない。本当の限界なのか、心理的限界なのか、そのへんの見極めは難しい部分もあるのだが、あと一歩の上積みの部分で、指導者が妥協させない姿勢を示すことも時には必要と思われる。
6/12 日 0.0   雨でサボリ
Midnight Rainy Blues
無為なる休日。日曜日にレースのないときは、だいたい前日の夜は師匠である中井師範の運転手として真夜中まで徘徊してるので、帰って寝るのはひどい時は午前3時近くになる。昨夜も25時に、烏丸北大路のなか卯で師匠とうなまぶしを食っていた。日曜だからといって精力的に遊びに出かけるタイプではないので、いきおいダラダラと過ごしてしまう。これではいかんと、夜は一人ロングの決意をかためたが、雨。結局走らず、腑抜けた夕べとなった。真夜中まで結構な雨。梅雨入りしてたんやね。真夜中の雨って嫌いじゃない。何だか落ち着くし、レコードを聴いたりギターを爪弾いてみても、雨の音で迷惑になることはない。そんなことで、雨の夜長はさらに夜更かしになってしまう。難儀なことだ。
6/13 月 20.0   競走部コソ練 二条城×3jog+300m×1 &清水ノーマル
jog pace 5'30/km 300m-57sec 10名&久 それから課長
競走部コソ練に10名&久。おしゃべりペースで城を三周のあと300mを一本(57秒)。コソ練のあと課長と弟子を送ったのち清水。大阪に向けては、今のままでは撃沈は目に見えてるのだから、まずは又脚作りだ。ペースはともかく、走る頻度と距離を増やすことが肝心。昨年の篠山のタイム(3時間11分)をクリア出来るように準備したい。
6/14 火 9.0   競走部コソ練 二条城×3+200m&筋トレ(スクワットなし)
28'20 (9'23-9'28-9'28) AV4'54/km 200m-38sec
競走部コソ練。五六年女子のみの女子会。ジョグでも今日は5分ペースの通し。結局5分より少々速くなったが、ヒナも落ちずに終了。ジョグでも常に同じペースというのではなく、高速ジョグやLSDで距離を伸ばすなどの変化も必要。クラブ対抗は七月の終わりという、最も暑い時季に行われる。決勝へ行けば30度を越える猛暑の中、午前と午後で800mを二回走ることになる。そのため毎年決勝までの待ち時間に暑さで体調を崩す選手も多い。勝つためには単純な速さだけではなく、暑さに強いとか、総合的な体力も重要な要素となる。とにかく今は、疲労を抜くことを考えるよりも故障しないことだけを念頭に、叩いて行く時期である。我慢のしどころだ。
6/15 水 8.5   競走部練 二条城×3 ビルドアップ
25'49(9'31-8'42-7'35) 4'57/km-4'31/km-3'56/km
競走部練。今日も多かった。秋田君と久が来てくれたので、後ろは久に任せて秋田君とキロ5分ペースから30秒ずつ上げる三周のビルドアップ。二周目に入る手前から、前を行くおっちゃんが追いつかれまいと必死にペースを上げてるのがわかった。4分半に上げたら半分も行かないうちに抜いてしまった。おっちゃんが、速いな〜と驚いていたが、集団の先頭を走らせてるのが一番小柄な結衣だからそりゃそうだろう。三周目はフリーで、秋田君が引っ張って彩栞が7分25秒でトップ。続いて大上。俺は葵を8分ペースで引っ張ったが落ちたので、最後は爽風と走って7分35秒。25日の日清カップの案内が届いた。六年女子がリレー、葵とヒナが100m、テルが走り幅跳びにエントリー。短距離専門でやってる選手が、どれぐらい速いかを知るのもいい経験になる。決勝まで行けたら奇跡だ。
6/16 木 10.0   三条×6with課長&スクワット
長い雨
深夜まで長い雨。ヘッドフォンをしてYouTubeで音楽を聴いてると、気がつけばすぐに一時間ぐらい経っていたりする。謀反のご内室様が恒例の実家帰りをされたので静かな夜です。夕食は久しぶりに行きつけののインド屋へ行ったが、店員のインド人、ローラーが人懐っこい笑顔で、元気?と言ってくれた。一人になるのは慣れてるからいいのだが、キッチンの食器山脈だけでも片付けて行ってほしい。朝など使うコップもないから、時間のないときに延々皿洗いをする羽目になる。今日は初めて全自動の食器洗い機を使ってみた。簡単なものかと思ったら食器の入れ方が意外に難しく、予想以上に時間がかかってしまった。食洗機が流行ってるのは、手間が省けるということもあるが、殺菌乾燥までしてくれるからデオドラントな人たちに受けているのではないかと思われた。左とん平のヘイユーブルースは、隠れた名作だ。何よりバックバンドがいい。これはプロデュースしたミッキーカーティスが、バンドにもこだわって本場の黒人ミュージシャンを使って録音したというのを何かで読んだことがある。歌詞ととん平の怨念のようなボーカルもカッコいい。日本語ブルースの名作。舛添劇場も終演。連日鬼の首を取ったような報道をしていたメディアも、元はといえば週刊文春のスクープがなかったらわからなかったわけだ。甘利大臣の斡旋収賄疑惑でもそうだが、新聞は週刊誌の後追いばかりしている。それはプロのブン屋として恥ずかしいことではないのかね。雨は随分小降りになってきた。朝には上るだろう。
6/17 金 12.0   本能G練 リレー&原谷ノーマル
しょうざん裏19℃
本能G練でリレー。今日はコーチも少なく疲れた。リレーはチーム分けに時間がかかるし、時計とにらめっこしながらの練習だった。イチローが日米通算で世界最多安打を達成したが、つくづくすごい選手だと思う。単純に比較できないが、陸上で言えば42歳のおっさんが、バリバリの実業団の若手と走っているようなものだ。野球選手は清原や松坂を見るまでもなく、加齢とともに太ってくる選手が多い。相当な練習と節制をしなければ、イチローのような体型は維持できないと思う。そのことからも、天才というだけではなくひたすらストイックに野球に打ち込む努力の人だと思う。しかしイチローの記録を認めないピートローズにはがっかりした。賭博で球界を永久追放されてからは、昔の名前でサイン会などをして糊口してるというから気持ちはわからないでもないが、潔さを旨とする日本人の美学とはかなり違うなあと思った。まあアメリカ人でも色々なんだろうけど。イチローは非常にクールな喜び方であったが、ひょっとしたらメジャーだけでのピート越えを本気で狙っているのかもしれない。
6/18 土 17.0   競走部御所練100×16+430×4リレー&原谷ノーマル
17-18sec rest100mjog Total17'59  1720m-5'36 (AV3'15/km)
競走部御所練にいつもの八名。来週が日清カップということもあり、100mを16本のインターバル。秋田君が来てくれたので、先頭は彼に任せた。ラストの一本はフリーで行かせたが、先頭は15秒台だったようだ。インターバルのあと4対4で一人430mのマイルリレーで終了。考えてみれば800mという種目は、長距離と短距離の両方の練習をしなくてはならない種目である。それゆえ小学生〜中学生で800mをしてれば、その後もし長距離に転向する際もスピードという面では非常に有効だと思う。走り込みも大切だが、十代前半は、やはりスピード養成を重視すべきと思われる。
6/19 日 11.0   中学生夏季大会応援 西京極外周×3&二条城×2+300×1&筋トレ
300m-53sec
昨日とは一転して雨。今日は中学生夏季大会なので、弟子六名を引き連れて西京極へ。1年女子800mで爽楓が出場。2分28秒の自己ベストで組中トップだったが、決勝進出はならなかった。純太も男子1500mで4分31秒の自己ベスト。通信の資格は取れなかったが、二人とも確実に力を着けてきたと思う。驚いたのは3000mに出た鷹士だ。何と9分4秒という破格のタイムで三位に入賞した。もう短い距離では、団長も秋田君も本気で走って勝てるかどうかというレベルになった。練習をすると、最初は一気にタイムが上がる。しかしそのまま順調に伸び続けるわけはなく、プラトー(停滞期)が訪れる。しかしそこで我慢をして練習を継続してると、ある日一気に驚くようなタイムが出たりする。伸び盛りの子供でも、一年近く自己ベストが出ないというのも珍しくない。とくに小学生の頃はずば抜けて強い子供が、中学生になると全く伸びないという例も多いのだ。そうなると本人も可哀想だし、緩やかに少しずつ強くなって、高校生あたりで花咲くぐらいが理想的ではないかと思う。今勝たせるのか、勝ったり負けたりしながら先を考えて練習をさせるのか、それは指導者次第ともいえる。
6/20 月 15.0   競走部サブトラコソ練 300×5レペ+一人200リレー&原谷ノーマル
52-51-54-54-54(rest5min)      千束激坂下〜しょうざんゴルフクラブ 4'02
競走部西練に8名。クラブ対抗800mにエントリーした弟子のみでのコソ練。メニューはレスト5分で300mを5本。目的は、800mで目標とするタイムのペースを体に覚えさせることだ。六年女子の狙うタイムは2分30秒なので、平均ペースはキロ3分7秒。300mに換算すると56秒ということになる。葵や大上は2分40秒を切るのが目標なので60秒以内。速い動きを筋肉に覚えさせることが目的なので、レストは5分と長いめに取りしっかり回復させる。一本目だけ俺がペースを作って、あとは弟子のみでやらせたが、バラツキはあったもののだいたい目標とするタイムはクリアした。300のあと一人200mのリレー。菜月がヘバってしまったので、あとから幅跳びの練習に来たテルに入ってもらった。いいスピード練習が出来たと思う。帰りは松田コーチの車で送ってもらい、帰宅後21時半から原谷ノーマル。上り1kmのみペースアップ。
6/21 火 0.0   雨のためスクワットのみ
蛍観察中止
ちょっとしんどいポイント練習が続いたので、今日は落とし。ちょうどしょうざん裏に蛍が出てるので、蛍観察ランの声をかけたら八名がやって来た。自転車で19時にスタートしたが、ものの10分もしないうちに雨。それもかなり強く降ってきた。急遽俺の家で雨宿りしてやむのを待ったが、一向に上がる気配がない。結局狭い俺の部屋で、陸上のビデオを見せたりしながら小一時間。雨は上がったが、蛍は中止して弟子を送って帰宅。まあこんな日もある。
6/22 水 10.0   雨のため三条×6with課長
5'30-4'40/km
雨のため競走部練習は中止。課長と20時に三条に行くと、風花、彩栞、爽風が走っていた。上総、爽楓、レオンたちの姿も。俺が走れと言ったわけではないが、自分たちで考えて自主的に練習している。継続の重要性を繰り返し言い続けてきたが、三年経ってようやくそれが弟子に浸透しつつある。要は習慣づけるということなのだが、良い習慣は人格を変えていく。それは陸上に限らず何事にもいえるのだが。途中で団長が合流して自然とペースが上がり、ラストはキロ4分40位。
6/23 木 23.0   筋トレ(スクワットなし)&清水ロングwith課長
130min
雨ばかり続く毎日で束の間の晴れ間。蛍ランリベンジも考えたが、大阪マラソンもあるので課長とロング。ペースはともかく、脚を作らないことには話にならない。偉そうに弟子に訓示を垂れるなら、自ら範も示さねばならぬ。高野を過ぎたあたりの100円自販機で給水。それでも帰宅後の体重は67kg台まで落ちていた。
6/24 金 0.0   雨のためサボリ
雨のフライデーナイト
雨。今年の梅雨は本当によく降る。一人三条練の気分にもなれずサボリの夕べ。万博ナイター、京都スポーツ祭典エントリー完了。エントリー作業から当日の連絡など、何もかも一人やってると、いつも何か抜けてるような気がしてしまう。自分のことならまだしも、弟子のレースで学年や性別の入力ミスをしたら大変だ。そんなわけで、何度も見直し結局また深夜に卒倒眠。
6/25 土 12.5   日清カップ&三条×6&スクワット
五年女子100m 葵16'10、日那16'20 六年女子4×100mリレー 60'07(15/84)、テル男子走幅跳3m55(PB) いずれも予選落ち
第32回日清カップ。小雨混じりの中、葵と日那が五年女子100m、六年女子が4×100リレー、テルが男子走幅跳に出場した。いずれも決勝進出はならなかったが、皆よく頑張ったと思う。六年女子は参加84チーム中15位。タイムも60秒と、予想以上の大健闘だった。とくに菜月は、エースが揃う一走でトップでバトンを渡し、高いスピード能力を証明した。クラブ対抗の800mに向けて200mや100mのスピード練習をやってたのでそれも良かったと思う。やはり京小陸や京都ジュニアなど、短距離を専門にしてるクラブチームは強い。全国大会の予選でもある日清カップは、短距離の選手にとっては最も重要な大会であり、これに照準を合わせてくるのだからなおさらだ。男子のリレーは桂徳小が優勝。長距離だけでなく短距離もチャンピオンになるのだから、やはり陸上の名門である。クラブ対抗ではその牙城を崩せるのか。チャレンジャーとしての精神を忘れず臨みたいと思う。
6/26 日 12.0   原谷ノーマル
しょうざん裏20℃ 千束激坂〜しょうざんゴルフ倶楽部 3'55
無為なる休日を過ごし気がつけば夕暮れ。本気でマラソンで狙うなら、日曜は最低でも20kmは行かなくては話にならない。要は自分に甘いのだ。とりあえず気休めに激坂下からしょうざんゴルフ倶楽部までの上り1kmをペースアップ。
6/27 月 11.0   競走部コソ練 二条城×3jog&筋トレ
28'34(9'27-9'34-9'31) AV4'57/km
日本選手権の大迫は強かった。オレゴンプロジェクトの面目躍如といったところだが、日本の実業団は切歯扼腕してたことだろう。大迫も念願の日本一だが、本人も出来れば二年連続で苦汁を味わった佐藤悠基に勝って日本一になりたかったのではないかと思う。桐生応援していたが残念。真のスーパースターになるための試練だと思う。リオでの捲土重来を期したい。それにしても日本の短距離選手はイケメンが増えた印象を受けた。100mのケンブリッジ飛鳥をはじめ、200mで優勝した飯塚も役者にしたいような端正な顔立ちだ。200mでは高瀬慧や藤光も男前である。スポーツはもちろん実力がなければ話にならないが、こうしたイケメン選手が出てくるとやっぱり華やかだし、女性ファンも増えるだろう。ただ桐生君には、間違っても茶髪にしたりピアスなんかしてほしくない。彼の魅力は、実直で昭和の匂いのする陸上選手というところだと俺は勝手に解釈している。
6/28 火 10.5   競走部コソ練 堀川遊歩道jog&はなふさノース往復
鞍馬口通り下り 650m-2'04
コソ練に彩栞、爽風、葵、日那、大上の五名。弟子の要望もあり堀川遊歩道をジョグ。五名なら車で蛍リベンジに行けると思い立ち、二往復目の途中で練習をやめて車でしょうざん裏へ。数匹だったが、たしかな光を放っていた。もう少し気温が高かったらもっといたんだろうけど。弟子を送って帰宅後はなふさノースを往復ジョグ。
6/29 水 0.0   雨で走らず
スクワット&腹筋
日本選手権の男子400m、金丸予選落ちなのにリオ決定。って何だかなあ。結局過去の実績と知名度で決めてるんじゃないか。瀬古のときから30年経っても、陸連の体質ってホント変わってないように思う。
6/30 木 21.0   競走部コソ練 二条城×3+清水ノーマル
28'24(9'31-9'30-9'23) AV9'28-4'56/km
つなぎコソ練に七名。キロ5分で三周のジョグ。前回は日那と菜々子が三周目に落ちたが、今回はきっちり最後まで着いて完走。どちらかが落ちても、それに付き合わず自分の練習をしろと言い聞かせていたので、いい意味で緊張感があり集中して走ったのではないかと思う。だいたい俺は無理なペース設定は絶対にしないし、二人の走力なら、楽ではないにしてもある程度余力を持って走れる速さなのだ。走力の近い友達同士になると、どちらかが落ちたときにそれに付き合ってしまうことがある。自分も苦しいからついそうなってしまうのだが、たとえば余力があって引っ張ったとしても、それは優しさではない。練習に入れば、まず自分が強くなることを考えるべきで、友達とはいえ、いったんよーいドンすればライバルである。弟子を送って一人清水。三条神宮道の百円自販機で給水。さすがに白川に蛍の姿はなかった。
走行距離 289.5  km