あるくだっしゅ  
地域 : 京都    年齢 : 戸籍上56歳、精神年齢13歳、カラダ年齢34歳(タニタ計測)、体の硬さ75歳
一言 : 
ふっふっふ…あるくだっしゅ、またまたまたまた登場しちゃいました〜(*^▽^*)           ふっふっふ…あるくだっしゅ、またまたまたまた登場しちゃいました〜(*^▽^*)           ふっふっふ…あるくだっしゅ、またまたまたまた登場しちゃいました〜(*^▽^*)           ふっふっふ…あるくだっしゅ、またまたまたまた登場しちゃいました〜(*^▽^*) 
月日 距離 内容 タイム メモ
7/01 火 23.0   烏丸四条・御池あたりの用事を足してのち、千本北大路を目指そうとする場合、地理を知る京都市民であれば通常は西に進路をとるものです。
…しかし、それでもやはりググッと東に向かい、ど〜しても鴨川を経由しようとするワタクシでございました…(~o~;)
『開いててよかった』、御学問所♪ヽ(~o~)/また「あの教授様」に遭遇するも、シャイなワタクシはまたまた素通り…(*^。^*)
上記『コピー』の本家本元は、今、それを標榜できなくなるかもしれないという事態になっています(京都市は率先して、コンビニの深夜営業を禁止しようとしているのです)…本気でやる気なのでいらっしゃるのでしょうか?
人生41年を経過して思いますに、「縁があるもの」かつ、「本当に自分の人生に必要なものごと」というのは、どんな回り道をしようと、あるいは避けようと、はてまたどのように形を変えてでも、「必ずワガモノ」になるべく存在し続けるという法則があるようでございます。
以前、松田聖子様が「ビビビっときた!」…と、ご結婚のお相手様を表現されたようなご経験は、多くの人にご記憶があろうことかと思いますが、結婚や交際の相手のことばかりでなく、生活上のあらゆる面においてそのような「第六感」的なものが、人間には生来働く仕組みが備わっているのではないかと思うのでございます。それを感じ取るか、記憶しているか、結びつけるかの差によって、その真偽の判断が分かれるところとは思われますが。
ワタクシの場合、幼少の頃より、そのような「不思議体験」が数々あるのでございますが、現在それを最も強く感じているのが「京都に住まい、御学問所に通う」という事実でございます。しかも、曜日も時間も違うタイミングで担当教授に遭遇するという偶然…いや、これは偶然ではなく、「目指すところを貫徹せよ」という、未来からのメッセージのように受け取れるのでございます。
あぁそれなのに、本日御学問所より拝借し、ふぅふぅ運んできた文献は、インド原始仏教以前の思想を扱う『ウパニシャッドの哲人』(~_~;)…いやいや、これも、高校時代に興味をもった哲学分野であり、これはいわば、「過去からのおみやげ・宿題」ということになりましょうか。まったく関係のないテーマではないので、「雑学」としてさっさと読みきりたいと存じております。
7/02 水 17.5   3年ぶり?の、「京都ポピラー第一コース」復活でございます(*^^)v
かつては、烏丸が第一、鴨川が第二との位置づけにて、朝夕往復に使い分けをしたものでございますが、これを同じ時間帯に一気に楽しめるというのはなかなか楽しいものでございます。
午前7時を越えると人が多くなる烏丸通も、早朝であればよいRUNコースであるということを、「よそさん」でありながら本格的に京都RUNをはじめた約8年前から、ワタクシは存じ上げておりました。
また、「同じ鴨川」といえど、右岸より左岸の方がランナーの皆様には人気があるように感じられております。この理由については明日この下の欄にて解説をいたしたく、稿を譲ります。ちなみにワタクシは、不人気の右岸の方が好みでございます。
早朝といっても、かつては深夜バスの京都駅到着後がスタートであり、それは早くても6:15というところでございました。神奈川での通勤RUNを含めても、平日RUNとしては過去にない早い時間、5:30スタートを本日は叶えることができました。御所脇のみち、鴨川沿いをこのような恵まれた時間にRUNできるのも、京都在住市民となったからこそのメリットでございましょう。…以前のような、「会社へ」「御学問所へ」というRUNでは、必然的に「次の行動行為までの制限時間」が存在しておりましたので、ある程度の緊張感とスピード感が保て、これもまた自己内での楽しみのひとつでありました。現在は、「直接的なある場所」がゴールになるわけというわけではございませんが、「7:30には朝食の準備を始める」という家事が控えていることを踏まえてのRUNでありますから、これも「形を変えた通勤RUNのひとつ」と言えるのではないかと存じます。
朝のRUNやウォーキングは、日中夕方のそれより自律神経の活性化や体脂肪減少には有効度が高いと耳にしたことがございます。(ことに前者については、既に臨床的データも研究されているとのことです。)だから…というわけではございませんが、1日をRUNでスタートさせることは、その日1日の体調確認や意欲向上に資するものが大であると、ワタクシ自身も感じるところが多少なりともございます。約2ヶ月ほどの「夕方RUN」で、市内の生活情報はかなり多く得ることができましたので、今月からは原則的に、怪舎員時代のような起床時間を確保しつつ、ゆうゆうと朝の風景を堪能するRUNを楽しみたいと存じております。
(「怪舎員時代のような起床時間」とは申しましたが、当時は既に家を出発し、RUNスタート地点まで電車移動をしていたような時間に起床すれば間に合うのが現状でございます。「必要な"実行動"」が、余計なアプローチを取らずに凝縮してこなせる現在の環境を、十分有効に活用したいと考えております。)
7/03 木 17.0   「原則」と申し述べておきながら、早速翌日にその則に反したような記述になりますが、本日は夕方RUNとなりました。RUNのできる距離移動が確保できるスケジュールの場合は、そのようにする方が「RUNまみれの1日」にならずに良いかとも思われるのでございます(~o~;)
本日の場合に関して説明いたしますならば、夕刻、二条にて知人と待ち合わせの予定に、RUNを組み入れたという経緯次第でございます。しかしながらここに、位置的にまったく正反対に在する「鴨川」が含まれたことは、「鴨川を愛してやまぬ人間」の為せる業とお笑いくださいませ。
ところで、先日留保といたしておりました「鴨川右岸左岸」の件について記述いたします。鴨川につきましては、右岸(西側)より左岸の方が、川岸に下りることのできる橋が多く、遊歩道コースにつきましても、右岸に比べかなり南方(下流)に至るまでの範囲に及んで整備されているのでございます。右岸については、これが一旦「五条で足止め」になってしまうという事実、さらに言えば、右岸については御池以南五条までの川岸が、ゴツゴツとした凹凸の激しい路面になっているがゆえ、「足裏刺激に良い」というような「遊び的メリット」を感じることのない人にとっては、「きわめて走りづらいだけの道」というのも欠点のひとつに挙げられるかと推察いたしております。
ちなみに、「RUNには不向き」ととらえられがちの凹凸を含む右岸道をワタクシが好んでいるのは、その感触が、かつて私的恒例行事としていた「富士登山競走のコース上にある感触」と似ているものを、かねてより感じ取っていたことに端を発するものであります。
ご参考までに、或いはややふざけた表現にて「右岸の名誉のために」、ひとつ申し添えますと、河岸コースに点在する「公衆トイレ」に関しましては、右岸に圧倒的にその数が多いように感じているところでございます。下世話な話題とはいえ、大切な注目ポイントであろうかとも思われましたので、ここに付記いたします。
神奈川在住時に毎日楽しんでおりました「通勤RUN」では、朝はNACK5の大野勢太郎氏の番組、夕方はJ−WAVEの「GLOOVE LINE」をBGMにしていたのでございますが、この京都に転居いたしましてから後は、どちらも存意のままに拝聴すること叶わず、至極残念に感じるところでございます。しかしながら、こちらにも大変楽しい番組構成を持つ「FM802」という局がありまして、この放送は「京都たびびと時代」からワタクシの好みとするところでございました。記憶違いの可能性を踏まえ、先に失礼をお詫びしておきたいと存じますが、当時6〜7時の時間帯を担当されていたDJ様は、現在よりもっと軽快なテンポの語り口を特徴とされていたように思います。現在はやや落ち着かれた雰囲気の漂う男性の進行ではありますが、共にトークより音楽の多い構成は、RUNにあわせてのBGMの扱いとしては非常に心地よいものでございます。
いずれにいたしましても、RUNにおけるリズム取りや高揚感を高めるツールとして、ひとりRUNをする場合のワタクシにとりましては、「RUNにはイヤホン」は不可欠なスタイルとして長年確立しているものなのでございます。
ところで本日、とある場所にて、さる「大物政治家」様(これは誇張なくそのまま妥当な表現として記述しております)にお目にかかり、図らずもワタクシがその接待役を仰せつかるという出来事がございました。お恥ずかしながら、政治についてはまったく不勉強な身分ゆえ、その先生の個人的な政治理念やご実績等についてはほとんど存じ上げておりませんでしたが、一般に「政治家」に関して語られるところの多い「かたさ」や「重さ」をまったく感じることのなかった一側面に接し、緊張の中にも心和むひと時を過ごすことができました。国内どころか世界中にその名を知らしめる、「代表的な日本の一都市」であるこの京都では、その性質を異にしながらも、むしろ首都東京や横浜に過ごすより多くの「政治文化的著名人」に直接お目にかかり関わる機会が多いのかもしれないという思いを強くした1日でございました。
このような恵まれた機会に多く出会う土地に住まう現在の自分というものを真摯に受け止め自覚し、より多くの知識教養を身につけるための励みに転じて、日々を過ごしたいと存じます。
7/04 金 25.0   本日も日中のRUNとなりました。『国訳一切経』という膨大な資料の中に、検討の必要な部分が想起されましたので、この件を早急に確認いたしたく、御学問所に向かったからでございます。往路はいつもどおりの鴨川でございましたが、復路には嵐山方面等の観光的名所を回りましたので、全体として尚一層大変充実した時間となりました。(~o~)
昨夜ごろから「本格的な夏到来」を思わせる気候となりました。しかしながら、体調的には昨年より快調なリズムをもって日々の生活をこなすことができているように思われます。まだまだ油断は禁物というところでございますが、おそらく今夏は気候に負けずに過ごすことができるであろうように想像いたしております。
「昨日に引き続き」のような、関連する話題でございます。NACK5やJ−WAVEがこの京都では聴くことができないのと同様に、「FM802」も東京方面まで電波が届いていないはずでした。にもかかわらず、その「FM802」において2週間ほど前、「○タノ市のリスナー」と自称される方からのリクエストが読み上げられ、これを聞いたワタクシは、「いつの間にかFM802は全国放送になった、そうであるならばあちらの放送もそのうちに」…と、驚きと共に淡い期待を抱き続けていたのでございます。そう、ワタクシは、「○タノ市」を神奈川県にある「秦野市」と認識していたのです。しかしその「○タノ市」は、正確には「カタノ市」であり、大阪府内に存在する「交野市」という地名であるということが、本日になって判明したのでございました。すなわち、【カタノ】を【ハタノ】と、ワタクシが聞き違えをしていたというだけのことでありまして、FM802は依然関西地域でのみ放送されているに過ぎなかったのでございます…。
「聞き間違い・見間違い」も、この程度のことであれば単純に面白可笑しい話として済ますこともできましょうが、対人関係上のやり取りの中で情報を交わす場面等においては、思わぬトラブルの火種となる場合があるものではなかろうかと考えられます。「主観の過ぎたものごとの受容」については十分留意を払っていかなければならないものだという反省を促す意味で、貴重な出来事を体験したものだと感じております。
7/05 土 13.7   朝方雨模様だったこともあり、ご近所の名所をめぐるRUNとなりました。いつもながらの「東寺・東本願寺・壬生寺」に加え、かねてより新聞記事にて興味を持っておりました「万華鏡ミュージアム」でのイベントにも足を伸ばし、「道の楽しみ方、表現のしかたの多様性・可能性」について学ぶことができました。
姉小路東洞院東入ル、「万華鏡ミュージアム」にて開催中の「平成五十三次」なる、現在の東海道を8年かけて歩きとおし、その一々をPC画像処理によって作品とされた方の展覧会は、今月13日まででございます。ご興味おありの方はお急ぎくださいませ。
「歩き・馬など」をその頼りとしてしていた「昔の旅」が、現代では「飛行機・電車など」に変化したことと同様に、かつては「自らの眼力・記憶と絵筆・絵の具」が頼りであった絵画が、PCにおける処理にて美しく作成でき、人々の目を楽しませるというのも、これまた現代ならではの楽しみのひとつであると言えましょう。どの時代にも、その時々の「ベスト」な道具や手法、そして価値観やセンスといったものを追求しながら工芸美術ひいては文化性全般が作り上げられていることを踏まえますならば、ワタクシは今回この展覧会にて、「現代の広重」ともいうべき方の作品を拝見する機会にリアルタイムに恵まれたということになろうかと存じます。最先端の技術や手法を用いて過去に遡る作業も、過去のそれらを復元しながら現代世界を検証する作業も、共に楽しく、また価値の高い楽しみであるところと思うのでございます。
ワタクシの趣向性といたしましては、前述のうち「後者」の傾向が強く、さしあたり身近に豊富な情報が入手しやすく、また現地での検証もしやすい「鯖街道研究」にその典型的な現象を認識しているところでございます。
あれこれと集めながら、その処理を怠ったままの資料を、そろそろきちんとまとめてみようかと考えております。
7/06 日 24.4   東山トレイルコースの一部を訪ねました。
過日、ここに記しましたとおり、京都市内を囲む山々は「遊歩道」として大変よく整備されており、安全かつ快適に山の道が楽しめるのでございます。本日はこのうちの一部、将軍塚より大文字山までのコースをなぞりました。
かつては、毎週1回は足を向けていた「山の道」でございましたから、その懐かしさと同時に、丹沢奥多摩等とは似て非なるあれこれ、また、山を走るワタクシ自身のエネルギーを確認することができ、大変楽しいものでございました。京都東山は全般に、岩盤と粘土質の地盤であるようですので、比較的「やわらかさ」に欠け、滑りやすさも多く感じるところでございました。その点は今後、以前よりも深く注意することが必要であると思われたのでございました。
今回の行程、一番高い標高のところでも「466メートル」と、正直なところ数値的にはもの足りなさを感じる面もございましたが、高層の建物のない京都のまちの全貌を見渡しますには十分な高さであることがあろうかと存じます。気軽に山の空気を楽しみたいときには、このコースは大変有効なものであろうと思われるのでございます。大いに活用いたしたく存じます。
7/07 月 23.0   早朝というには、やや遅いスタートではありましたが、朝9時の出発にて、再び将軍塚まで登ってまいりました。
「慣れ」とは申しましても、まだまだ2年目の夏でございます。生まれながらにこの京都の夏を経験し続けていない身には、やはり日中の気温湿度ともに高い気候は堪えるものがないとはいえないところがございます。日中の市街地RUNに関しましては、避ける方向で取り組みを計画する方が懸命であろうかと存じております。
標高が低いとは申しましても、やはり山に入りますと緑が深く反射熱も少ないものでありますから、それなりの冷涼感というものが感じられるものございます。夏のRUNにはより好適な環境であるといえるでしょう。しかしながら今夏、京都東山には「ダニの発生が多い」との注意書きを道中に散見しており、虫刺されに弱い体質のワタクシには、用心をしなければならぬところと存じております。先日は、長袖着用でありながら数箇所虫に刺されるという出来事もございまして、この対策のために、今年開発新発売されたとのテレビCMを拝見しましたところの「装着用ベープマット」の購入を考えております。
7/08 火 23.0   安全健康上の問題はさることながら、水気厳禁の携帯電話とMP3(またはラジオ)がワタクシの個人的必須アイテムとなっているという事情によりまして、雨天時のRUNは極力避ける傾向がございます。本日早朝は激しい雨模様でありましたので、やむなく時間帯を夕刻にずれ込ませることとなった次第でございます。
しかしながら本日は、かねてより急ぎ入手したいと考えていたものもございましたので、これもあわせ都合の良い「買い物兼RUN」の時間を過ごすことができました。
ベランダで成長を続けておりますところの「4色の朝顔鉢」につきまして、そろそろ「支え棒」を施さねばならず、その購入のために店舗めぐりをすることになりました。通常通り鴨川を走り帰りがけに、と心算しておりましたお店に求めるものがなく、やむなく元きたコースを引き返すようなかたちとなり、図らずも本日は鴨川を1.5往復するという事態になったのでございました。本質的に、同じ場所を周回したり往復するようなRUNはワタクシの趣向するところではございませんので、やむなき事情とは申せ、今日のようなコースをたどることは珍しいことなのでございます。しかし2度3度と同じ地点を通過する際に、同じようにある場所に留まり動かぬ人などを繰り返し見かけますと、「人それぞれの"今の時間"の過ごし方」というようなものに感慨を覚えるものがございました。
ところで、「"時間"と"お金"は反比例する」というのは、どなた様でもご認識になられている法則でありましょうか。ワタクシはRUNをはじめましてから、このことに強く感じ入ることがたびたびございます。例えば、本日のワタクシの行程を「交通機関」にてこなせば、それはほぼ「市バス201系統」「京阪出町〜四条・五条」「地下鉄烏丸線今出川〜四条・五条」等々を利用できる行程に該当いたしますが、時間が短縮できる分、余分な金銭的出費を負担することになるわけです。この価値的判断と使い分けは、時と場合により賢くこなすことが肝要ではございますが、少なくとも「時間がかかっても、スピードや便利さよりも楽しく快適な充実感を得ることがあるものだ」ということを感じ取れる趣味を維持継続できることは、日々の楽しさを増幅させていることは間違いないように感じられるところなのでございます。
【補足】「"時間"と"お金"は反比例する」とは申しましたが、50キロを越えるような長距離の旅RUNなどにおきましては、道中の飲料食料購入等で、同行程の交通費とほぼ同額の負担が生じるものであるという事実が、ワタクシの経験上の「法則」でございます。従いまして、上記述は「あくまで日常的生活シーン」での基準に則して、なおかつきわめて個人的な感触からのものが発端であることをお含みおき下さいませ。
7/09 水 53.2   北山トレイルコースの一部を訪ねました。当該コース外の往路は鞍馬まで、復路は大原路の旅RUNでございました。
「北山(東部)」ガイド地図に記載のコースは、鞍馬二ノ瀬〜ケーブル比叡駅となっているのですが、本日はこのうち「二ノ瀬〜仰木峠」までとなりました。
地図や案内板の見落としや見間違いによりまして、静原、大原の各ポイントでコースを大きく外れてしまうというアクシデントもございましたが、全体を通して快適に走りとおすことができ、大変嬉しく存じております。しかしながら、二ノ瀬〜大原戸寺町の間は、山道と一般道が半々の状況でありまして、本来の「山の中を走る」という目的があったことに比して申し上げますと、やや期待はずれの感が否めない面がございました。「山道」というにふさわしいのは、むしろ今回訪ねたコース以降に集中しているように思われますので、次回は大原地区からコース入りすることが望ましいかと考えております。
今回仰木峠にて引き返しましたのは、遠く比叡山系の上空に薄黒い雲が漂っていましたことと、自身の装備食料、また帰宅時間との兼ね合いを勘案いたしましての判断でございます。図らずも復路は、かつて「大原女」が荷物を運び都を目指した道をなぞることとなったわけでございました。「烏丸五条まで13キロ」(出町までとしても10キロ弱にはなります)と距離表示されたこの長い道のりを、"生きるため"に往復し続けた彼女たちの思いというものに心をいたすとき、軽量軽装のいでたちにて、単なるレジャーとしてのRUNを楽しめる現在のワタクシの恵まれた状況というものをありがたく思わずにはいられないのでございます。
7/10 木 20.0   本日は休養にしようかと心積もりをしておりましたが、自転車を利用できない場所への買い物の用件が生じましたので、結局RUNをすることとなりました。
用件とは、錦商店街にある八百屋への「赤シソ」購入でございました。位置的には、錦富小路というところにありますので、それほどの距離はないのですが、ここにいつもどおりの「鴨川RUN」を追加したという次第でございます。
また、別件の買い物におきまして、意図するものと違う商品を購入してしまい、その取替えを依頼するために、帰宅後再度短距離(烏丸五条東付近)の往復をした分も含まれております。猛然とスピードをあげてのRUNは、たとえ数キロとは申しましても大変なものでございました。
あまり良い話ではございませんので、その記述を伏せておこうと考えておりましたが、ワタクシ自身(あるいはお読みいただいている女性がいらっしゃるとすればその方々)への注意喚起として記載することにいたします。といいますのは、先日の北山RUNにおきまして、山から一般道へ出るあたりに差しかかったある地点で、下半身を露わにした男性がこちら(山方向)を向いて立ちはだかっていたという事件のことでございます。結論から申しますならば、それは「人目を避けて用足し」を済まされた状態の、普通の男性だったのですが、やはり「一対一」しかも「男性対女性」という条件下においてこのような光景に遭遇いたしますことは、尋常ではない本能的な恐怖感を呼び起こすものでございます。
聞けば、比叡山をはじめ京都の山々には過去にそのような関連のトラブルや事件がかなり多く発生しているとの由、これは、ある一定の装備やスタイルを必要とせず気軽に入り込める低山コースであるがゆえに起こりやすい「悪い面」のひとつであるといえましょうか。もはやワタクシは「見るべきところのない中年婦人」ではございますが、相手が「異常変質者」となれば、そのようなことは関係なく被害に遭う恐れもあるわけでございます。今では、いつどのような場所においても「凶悪事件の被害者になる可能性」が潜んでいる時代であるとは申しましても、「山」「あそびの場」という一般生活とは離れた場所においてそのようなトラブルに見舞われますことは、自他共に「自業自得である」との性質評価が高くなるものであります。本来、「楽しく快適な運動の魅力」を自らが堪能し、さらには、これを広く多くの方に伝えるべき「先陣にある立場の人間」が、逆にそれを敬遠させるようなことになってはならないでしょう。このような件につきましては、かねてよりそれなりの自己防衛策は講じているつもりではございますが、山RUNにはなお一層の緊張感と注意をもって臨むべきところと反省いたしました。
7/11 金 14.0   本日は午後いっぱいの時間を要する用件がございましたので、やや遅れたスタート時間とはなりましたが、早朝RUNをいたしました。
京都夏の大祭であるところの「祇園祭」は先日が「鉾立」の日でありました。復路は川沿いを離れ、市街地を走ってみましたところ、晴れ舞台を今や遅しと待ち構えているような「山鉾の骨格部分」や提灯などが目に入り、華やかな巡行前の「静かなる躍動感」を覚えるものがございました。
本日は、とあるイベントに参加し、「歴史観の純粋性」ということにつきまして、一考察するきっかけを得る日となりました。「そこに何かがあった」という史実につきましては、人はそれぞれの個人的記憶や思惑などを交え理解応用しようとするところがあるように思われます。最近「町おこし」の名の下に、埋もれていた事実を掘り起こし広めようとする傾向が全国的に著しいように思われますが、それが「再認識」というより先に、「そこに便乗させて何かしらの利益を獲得したい」という打算が垣間見られる方の話というのは、えてして本筋を逸脱するものがあるように感じられるものです。本日のイベントとは、「西の鯖街道」としてその活性化を目指そうとする有志団体によるものだったのですが、その成果は「各論」に留まり、「鯖街道の再構成・再認識」という本質的な総論展望まで展開が及ばなかったことは残念に感じるところがございました。しかしながら、「それはそれとして」の範囲で拝聴いたしました限りにおきましては、それぞれが意義深い内容であり、充実したものであったように存じます。ワタクシ自身の「鯖街道研究」の成果を高めるために、このようなイベントに積極的に参加することは今後も取り組みのひとつとして取り入れたいところではございますが、「○○委員会」「○○会」のような「所属的存在」になることは、考察検証についての偏りや歪みを生じさせる恐れがございます。やはり、時間はかかろうとも、独立した自由な立場と自分の目と足を使った「鯖街道像」を作り上げていきたいと感じたのでございました。
7/12 土 7.5  
7/13 日 15.7  
7/14 月 0.0   インド旅行につきおやすみ(1)
『仏教の受容と変容』
つまりは学問専念ということでございます。
7/15 火 0.0   インド旅行につきおやすみ(2)
『ウパニシャッドの哲人』
つまりは古代インド哲学の復習ということでございます。
7/16 水 0.0   インド旅行につきおやすみ(3)
『ウパニシャッドの哲人』
つまりはミニ論文のための頭脳内ジャーニーDAYSだったというわけでございます。
夕方は、祇園祭宵山見学でございました。海のない京都にも関わらず、海の幸を良心的価格・庶民的感覚の調理にて供してくださる居酒屋様との偶然の出会いがあり、あわび・つぶ貝等のおつくりをいただくという贅沢な時間を過ごすことができました。もちろん、本来の目的であるところの祇園囃子鑑賞やちまき購入を果たしたことは言うまでもございません。
7/17 木 20.0   山鉾巡行当日、出発前の山鉾総ナメRUNと相成りました。
人並みに押されることなく、じっくりと山鉾の雄姿を堪能するには、朝一番の時間が最適であると存じます。
午前5時を過ぎたばかりの時間、既に河原町御池付近には「巡行見学場所取り」のご婦人たちが座り込んでいるのを散見いたしました。演じる者・見る者双方に、祭りへの情熱というものが感じられる風景でございました。さすがは日本三大祭のひとつ、祇園祭ならではのものでございます。
7/18 金 52.0   京都市街はせまいものでございますが、その気になればウルトラ並みのコースが楽しめることを再認識いたしました。
本日夜はK様、宴会ご出席につきまして、夕食の準備等の必要がなく、珍しく夜間に及ぶまでのRUNが堪能できたという次第でございました。(14:30〜20:00ごろまで)
清水寺・知恩院などの東山、祇園界隈などから、途中ウインドショッピングなどを楽しみつつ、思いのままに大路小路をジグザグとめぐるという趣向も、たまには楽しいものでございます。
7/19 土 18.7  
7/20 日 27.0   天王山までまいりました。
7/21 月 16.0   西山トレイルコースをRUNいたしました。
東山に比べ虫も少なく、竹林の中をめぐることは快適ではございましたが、ワタクシ個人としての感覚からいたしますと、ここはRUNというよりウォーキングに向いているような気がいたしました。
7/22 火 17.0  
7/23 水 19.0   新規開拓、「京都ミーハーRUNコース」を試走いたしました。コースは主に東山界隈と鴨川でございます。
この季節、「体のため」を思うのであれば、適するRUN時間帯は早朝にしかないと考えております。
昼からは、「バスと電車」という、わたしにはまことに珍しい手段にて、京都駅付近を歩き回る時間を過ごしました。洋服や日傘などの購入も少しばかり考えてのことでございましたが、結局は八条口の大型書店にてその大半を過ごし、仏教書の購入に終わるという「いつもながら」のショッピングパターンに終わったのでございました。
7/24 木 18.0   「京都ミーハーコース」再び(*^^)v
「鶴見区」「旭区」と耳にしましたならば、ワタクシを含め関東の人々はそれが「横浜市」にあるものと思われることと存じます。しかし、関西でのそれは「大阪市」にある同名地。「東西南北」「本町」「元町」などとは違う、やや特化的なこれらの呼称が、まったく違う地域に存在する事例は他にも多く、これら一々の関連の有無や経緯などには、かねてより大変興味深いものを感じているのでございます。
似たようなものに、「漢字」や「かな書き」などでの"表記上では同じ"ものが、「口伝えに聞いた場合にはまったく違う場所になる」という場合も多々ございます。例えば「日本橋」という地名は、東京では「ニホンバシ」でありますが、大阪にある同表記の場所は「ニッポンバシ」というそうです。
実はこのようなことに関しまして、面白い出来事がございました。先日、知り合いの「京風セレブ奥様」に「京都一とウワサに高いある料理店」のお話をうかがったのですが、それが「シジョウナワテ」にあるということを聞くにおよび、「奥様、それは京都ではなく大阪ではありませんか?」と、ワタクシは知ったかぶりをして問うてしまったのでございました。しかし改めてよくよく聞いてみれば、それは「シ」だけではなく「ナ」にもアクセントのある音で発せられる、「四条繩手」という京都の地名だったのでございました。転居等によってある程度広い地域の細かい地名に詳しい者であるほど、このような聞き間違いや勘違いが生じる可能性は高いように存じます。正しい情報入手とコミュニケーションを図るために、慎重な聞き取りをしていかなければならないものだということを、先日の「ラジオで聞いた○タノ市の聞き間違い」のときと同様、反省させられた次第でございました。
7/25 金 25.5   【朝RUN】往路は「京都のシジョウナワテ」検証、中途鴨川経由にて、復路は鴨川「京都ミーハーコース」をたどりました。さらに本日は、坂を2本ほど往復するというおまけを楽しみました。「いかにも京都」な風景を独り占めするかのような時間のRUNであり、快適なことこの上ない心情でございます。
【通学RUN】いつものような回り道コースを取らず、最短距離であるところの「千本通直進コース」にてまいりましたが、暑さにマイリマシタ。
【朝RUN】京都では、ある場所を道案内するようなときには必ず、2本の道路(通り)の名称に「上がる・下がる・東・西」を付加してお示しになることを当然の習慣とされている方が多くいらっしゃいます。これが、間違いなくその場所を特定するのに最も適した方法なのですが、その理解のために必須となる前提条件は、「聞く側」にそれらの「通り名称」が承知されているかどうかということでございます。ワタクシも、それなりに記憶している名称が多くなったと自負していたのでございますが、まだまだ細かいところには不十分なようで、シャレではございませんが「未知の道」の世界が多いように思われているのでございます。
【通学RUN】たった5キロ程度の距離ではあるのですが、日中の京都の暑さはワタクシにとってもはや尋常な状態ではなく、つくづくそれが不健康な無謀な行為であるということを徹底的に認識させられる顛末となったのでございました。
【朝RUN】「京都たびびと」の頃には、「烏丸」「堀川」「塩小路」「八条」「御池」「北大路」くらいを把握できていれば不自由なく往来できたものでございますが、この土地に「暮らす」ようになるとこの程度では事足りず、「姉さん六角タコ錦♪」「カラス両替ムロコロモ♪」等々、わらべ歌にもなっているほどの細分化された通りを覚えておかなければ不便を感じることが多いのでございます。
しかしその「わらべうた」もひと通りマスターし、活用できるようになったとの喜びもつかの間、まだまだ他にも細かい通りが数多く存在することを思い知らされたのがようやく昨日今日のこと…まったくもって、京都の大路小路の奥深さに感心と関心が尽きない状況でございます。
本日RUNにて探索いたしましたのは、昨日セレブ奥様よりご教示いただいた「四条繩手上ル」の「繩手通」でございました。鴨川よりさらに東の、いわゆる「祇園界隈」に位置するこの場所は、到着してみると何度かおとずれた記憶のある風景ではあったのですが、それが「繩手通り」ということを認識していなかったのでございました。意識的に注視しながら道を行くと、この付近には、「新橋通」「古門前通」など、今まで知らなかった名称の道が多く存在しているようでありました。「姉さん六角…♪」のほかにも、多くの「道覚えうた」が作られて欲しいものだと思うほどでございます。
【通学RUN】後になって知り及んだところでは、本日の京都の最高気温は37度を越えていたとか。しかしアスファルトの照り返しなどを含めますと、実質的な体感温度は40度以上あったと考えても大げさではなかったかのように存じます。体験としては意義のあることではございましたが、繰り返すことは間違いであると存じます。経路上、バス利用の方がやや時間がかかるようにも思われますが、到着後の学問の効率的促進のためにも、賢い選択と行動をしていきたいものだと存じます。
7/26 土 24.0   約2年ぶりに1000メートル超の山RUNを楽しみました。
そこは登山口まで電車バス等で2時間近くかかる「伊吹山」という名の山でございました。これだけ移動してようやく1300メートル強の体験が可能とは、関西は山RUNにはいささか不便な環境ということができましょうか。
かつては1500メートル(奥多摩三頭山など)が「日常茶飯事的」RUNコースであったワタクシにとりましては、伊吹山のその標高は、気持ちにも体にも懐かしく駆け抜けることができたのでございました。なにより素晴らしいのは、その他の山や樹木等に見え隠れすることなくれすることなく絶えずその威容を見せつける伊吹山全体の姿。それを常に展望しながら明るい風景の中に足を運び続けることは、まさにあの「富士山6合目」以降を走る高揚感にも負けず劣らずのものがございました。
標高も所要時間も富士の3分の1、この程度の負荷をたびたび楽しむ機会を得ることができれば、それは現在、RUNだけでなく学問研究にも意識的に注力していかなければならないワタクシの生活エネルギー配分には最もふさわしいところであろうかと存じます。
7/27 日 12.9   休日ながら、一般観光者の愛好するところの観光コースをRUNいたしました。
祇園山鉾巡行も終わり、花火や盆イベントなどをやや先に控えたこの季節は、観光客も幾分少なめの感がございます。「京都の原宿」と表して妥当な「清水坂」も、人ごみに足を止められるほどの混雑はなく、いつもどおり駆け上がることができましたのはうれしいことでございました。
7/28 月 0.0   避暑地でバカンス(1)
またの名を、「図書館で研究」とも申します。
@ここのところしばらくの時間をかけまして、雑知識的に『戦前の少年犯罪』『忘れられた日本人』という本を読了したのでございますが、この2冊より感得いたしましたのは、「良い人・良いこと、反対に悪い人・悪いこと」というのは時代や場所を問わず、常に等しく存在し続けてきたのだ、という事実でございます。昨今報道に忙しい凶悪犯罪、ことに親子間の殺人や性犯罪、サギや窃盗などは「いかにも現代社会の病」のようなイメージを強く持たされているものでありますが、それがまったくの誤りであるということを認識させられたのでございました。
ひとというものは「悪い状況」に見舞われると、ついつい「過去」や「未来」あるいは「別世界」などに逃避の先を求めがちになるために、それらがいかにも素晴らしいものである(あった)かのように「内容を編集する」もののようでございます。このような「操作」も、心理的精神安定をはかるためには若干の許容もあるかと存じますが、これが過ぎるために「現実否定」「自己否定」に陥る結果を招くまでに至ることは、厳に慎まねばならぬことでありましょう。
A佛教大学とは、浄土宗知恩院の地に建立された「仏教専門学校」をその礎とする学舎であります。だからと言いまして浄土宗門徒とならなければ入学できないというようなところではありませんので、ワタクシもその門を叩いたのでございますが、やはりその宗旨を必須とする教科は設けられ、「宗祖ホーネン」につきましてはかなり詳しくならざるを得ない仕組みとなっているのであります。この「ホーネン」の説いた「ひたすらに念仏を唱えよ」は、「他力本願の骨頂」として他宗から攻撃の的となっているところでありますが、よくよくその経緯や意図をたどっていきますと、「究極的には決してそんなことではない」ということがよぉぉぉ〜く解るのでございます。このあたりをわきまえず、あるいは自らの検証なき聞きかじりの理論を楯にとって、「信仰するひとのこころ」というものを非難攻撃する視線態度は、厳に慎まねばならぬことでありましょう。
7/29 火 0.0   避暑地でバカンス(2)
またの名を、「大勢が一箇所でエアコンのご利益にあずかれる、エコライフの見本のような行動」でございます。
端的に言えば、「うちのクーラー(電気代)節約」ということにもなり、いわゆる「ケチンボ」なありかたと言われて否定はできないものでございますが、今やこの「ケチンボ」こそ「エコライフ」を表裏一体に現出する感性なのではないかと思うところでございます。と、戯言はさておき、やはり研究活動を行いますには、「そのような雰囲気のある場所」に身をおくことが大変効率的な進展をもたらす意識となるような気がいたします。
佛教大学図書館というところ…思えばワタクシが「25年を経てようやく実現させた夢」の象徴のような場所でございます。どうがんばってもあと2年ほどしか在籍できない場所なのでございますから、「会社に通勤するようにいりびたり」で、思い切り「その時」を堪能したいものだと存じております。
7/30 水 9.0   午後、日差しの中を御用足しRUNと相成りました。
当初、それは「一刻を争う用件でございました。図らずも本日は「稀にみる全力疾走」となったのでございますが、結果的に「徒労」に終わり、「疲労」だけが残ったのでございました★(-_-;)
それは、「必ずや即完売になるはず」のある品物を入手するためのRUNでございました。こうしている今にも、「売切御免」になってはいまいか…と、息も絶え絶えに、信号無視という法規違反まで犯しての勢いで向かったのでございますが、到着してみればそれはまだ1ヶ月以上先の発売品であるとの由。俗に「あわてる乞食はモライが少ない」などといわれますが、今回に関しては「モライ」すらない状況に終わったのでございます。
本件、詳細を記しましたならば、その事実を知らぬ方にまで情報が及んでしまい、結果、ますます「競争率」が跳ね上がってしまうことが懸念されますので、本日分に関しましては、入手しようとした物品名ならびにRUNコースの記述を控えたく存じます。なにとぞ事情心情ご考察の上、ご了承賜りますよう、切にお願い申し上げます次第でございます。ニャハッ!d(~v~)b♪
7/31 木 17.0   【往】 京都第一ポピラーコース+【復】第二ポピラーコース
今朝は、気味の悪いほどに涼しい中をRUNすることができました。数日前の豪雨で大荒れとなった鴨川の流れも、すっかり元の穏やかさを取り戻していたようです。
「ヒカリエネルギー」ならぬ「イカリエネルギー」というもいうべきパワーがワタクシにはございます。これは以前からの傾向なのでございますが、日常生活の中に生じた「イラダチ」「ムカツキ」というようなものが心中にございます時のRUNは、通常よりハイテンション、ハイペースのモードが楽しめるのでございます。…「仏教」というものを曲解する方々には、このような「悪しき感情を持たぬこと・皆無とすることこそ真の悟りの姿」であるとのご見解が多く見られるところでありますが、これは本質的に甚だしい誤りであり不可能なことこの上なき極致の理想論に過ぎないことと存じます。「怒りをもってよし、恨みを持ってよし」…ここで肝要なのは、これらをどのように「解決ひいては消滅させていくか」という手段とあり方に問われるところに他ならないのでございます。
無差別に人を刺すようなことをなしたならば、これは利息ばかりが膨らみ元本はビクともしない悪徳金融の借金のごとく、小説や芸術表現などに場を譲ればそれは新たな文化となるがごとく…「その悪しき感情」を持ったことを、その後のプラスに転じていくような行動や意識の持ち方と修行(知恵工夫と考察を重ねる)こそが、仏教の説く「ほとけの姿」なのであります。
あぁ素晴らしき哉、RUNのある生活。人にはそれぞれの能力や個性特質がありますゆえ、だれもが同じようにこの方法をもってこの感動を味わうことはできないことと存じますが、少なくともワタクシの人生にとりましては、RUNは「生きるうえで不可欠な行為行動のひとつ」となっているようでございます。
走行距離 553.1  km